PRA日本人倶楽部 コラム
PRA日本人倶楽部の宮地正人理事【73歳】が社交ダンス 世界大会へ出場
◆英国、社交ダンスの世界大会、『ブラックプール・ダンス・フェスティバル』 = 2023年5月20日~6月2日開催 =
ブラックプールダンスフェスティバル(Blackpool Dance Festival)は世界でもっとも有名な社交ダンスの競技会。イギリスのブラックプールにあるウインターガーデンで毎年5月下旬に開催されています。
ブラックプール・ダンス・フェスティバルは、1920年に始まりました。フェスティバルは、ボールルームとラテンダンスをカバーし、アマチュアとプロフェッショナルのカップルのための全英オープン選手権を取り入れています。および、形成チームが加わります。第94回目の2019年は、56カ国から13イベントで合計2827のエントリーの参加がありました。
この大会に我が PRA日本人倶楽部の 宮地正人理事【73歳】が フィリピン代表で出場されます。 皆で応援しましょう。
宮地正人さん
『酒は百薬の長』の諺に関して
お酒に関する有名なことわざの一つ「酒は百薬(ひゃくやく)の長(ちょう)」。
飲酒の効用を訴えるだけでなく、断酒をすすめられた際の言い訳としてよく使われる言葉でもあります。飲みすぎを正当化するため冗談半分に「酒は百薬の長だ」と酔っぱらって言っている人を目撃したことがある人も多いのではないでしょうか?
・「酒は百薬の長」の意味・由来
「酒は百薬の長」というフレーズの由来は、中国にあります。中国の薬といえば漢方薬が有名ですが、中国古典では酒にまつわる話がたくさんあります。
その中でも「酒は百薬の長」の由来になったとされる古典は、中国の後漢の時代に編さんされた歴史書『漢書』の「食貨志第四下」です。
時は前漢と後漢の間、王莽(おうもう)が帝位を奪い「新」の国を建てると、塩・酒・鉄を国家の専売制にしようとしました。
このときの命令の中に出てくるのが、「塩は食肴の将、酒は百薬の長、嘉会の好、鉄は田農の本」という一節です。
つまり、塩と酒と鉄は生活するうえで重要なものだから国営で販売するという専売の理由づけとして挙げられた文言で、医学的な知見に基づいた言葉ではありませんでした。
・お酒がもたらす効能
「酒は百薬の長」といわれるとおり、飲酒にはストレスを発散させる効果や血圧や悪玉コレステロールを低下させる効果、血行をよくして体を活性化する効果、そして食欲増進効果などいろいろな効果があります。
例えば、「赤ワイン」にはポリフェノールと呼ばれる成分が多く含まれるため動脈硬化を予防する効果が、「白ワイン」には殺菌力が強い有機酸が多く含まれるため食中毒の防止効果が、「ビール」には主原料である麦芽にビタミンB2や豊富なミネラル類がバランスよく含まれているため美肌効果があるといわれています。
1993年(平成5年)にACSH(米国保健科学協議会)が、「適量の飲酒は心血管障害の死亡率ならびに全死亡率を低下させ、アルコールをまったく摂取しないよりも健康にプラスである。」というレポートを発表したのは有名です。
下記2件の情報を入手しました。お酒のお好きな方も 『適量』と言う言葉を忘れずにお酒を楽しんで下さい。
https://www.gekkeikan.co.jp/
https://after-reha.com/sake-bad
Happy New year
The new year 2023 is about to begin soon!
2022年12月31日 広報担当 加藤平三郎
いよいよ新しい年 2023年が始まります。フィリピンでは禁止されているはずの爆竹の音が、聞こえ始まりました。
https://youtu.be/3Uo0JAUWijM
皆様にとって 2022年はどの様な年でしたか?
皆様は2023年には何を期待されているでしょう?
2022年のニュースを振り返ってみると。
第一はロシア、ウクライナ侵略、コロナで6億5891万人感染。エリザベス英女王死去、ソウル・梨泰院で雑踏事故。日本では安倍元首相が銃撃死亡事件、岸田政権の支持率低下、旧統一教会問題、円安問題 明るいニュースが無かったですね。
さて、2023年の、フィリピンはコロナが終息し、数々の規制が解除され、2022年に比べれば、活発な動きが始まりそうですね。
?楽部も今までの分を取り戻す時になりました。新年会を皮切りに活動の幅を広め行きたいですね。
会員の大半が65歳以上です。、フィリピンに移住するに至った経緯・目的、お仕事の有無、同居されている家族構成も様々ですね。全くの単身生活の方もいらしゃいます。
?楽部は、『フィリピンを第二の生活の場に選んだ日本人が生活の習慣や言葉の違いなどの様々な障害を乗り越える為の互助親睦を行う。』が設立の趣旨です。
しかし、前述の通り会員様の状況は様々であり、従って、?楽部へ期待される内容も広く、様々です。
私は、その中で、共通した問題は、『身体と心の健康維持』ではないかと思います。医療費の高いフィリピンで我々が、暮らしていく為の最も重要な要素であると、最近考える様になりました。 ポイントは下記の内容です。
・遣り甲斐を持てる日常生活の実現(心の健康)
① 一般的に年を取ると頑固になったり、自己中心的になります。
又、怒りっぽい性格にもなる様です。又、家に閉じ籠ってしまう方も多いです。しかし、その一方で温和で、何時も微笑みを湛え、組織を纏めているご老人もおります。
違いは遣り甲斐を持って、毎日を過ごせているかの違いと思います。
② いまや人生100年の時代です。、高齢者が趣味や教養的な活動で自立するだけでなく、意欲のある高齢者が知識や経験を生かし組織の支え手となること、或いは打ち込める趣味、活動を持つことによって遣り甲斐のある毎日を過ごすことが出来つ様になります。
③ 当倶楽部でも会員同士の交流を増やし 絆を高め、相互支援他組織との交流、同好会活動等に参画し遣り甲斐のある毎日を送れる様になると良いでね。
身体の健康に関しては下記がポイントですが専門家からの講義もあれば良いですね。
・食事
① 高齢者の特徴として、食事はパンやお茶漬け、麺類など手軽に食べられる物が増えてしまいます。
また、噛む力が衰えてくることで、野菜や肉など硬い物や繊維質の物が食べられなくなってしまいます。
※ 入れ歯の具合も重要なポイントです。
② このため、タンパク質やビタミン、ミネラル、食物繊維、といった栄養素が摂取できないため必要な栄養素が不足がちになります。
③ むしろ高齢者だからこそ、健康を維持するために、栄養素のバランスのとれた 主食・主菜・副菜を毎日しっかり摂ることが大切です。
特に、野菜を多く摂る事が大切です。
④ 食事で大切なことは「楽しく食べること」なので、家族や友人、近隣の人たちとの共食や地域の食事会などへ参加するようにして、日々の食事を楽しく過ごしましょう。
・運動
① 齢とともに筋肉量や呼吸器系など、全身の機能は低下していきます。
② 機能低下が進むと、体を動かすことがつらくなり、運動自体をはじめることも難しくなっていきます。
③ しかし、日常の過ごし方で日々の運動量を徐々に増やすことが大切です。私は朝の散歩を欠かさない様にしています。散歩中に朝日を浴びる事も健康増進につながる様です。
④ 普段身体を動かしていない方は NHKのラジオ体操第一、位から始めて見ると良いですね。
・睡眠
① 高齢者は若年者に比べて早寝早起きになる傾向があります。また、高齢者は深い眠りのノンレム睡眠の時間が減り、浅いレム睡眠の時間が増えます。睡眠中の途中覚醒も多くなり、全体的に浅い眠
りとなります。
② 熟睡の度合いには「メラトニン」という睡眠に関わるホルモンが関連しています。メラトニンの分泌を促すに は太陽の光を浴びる事が大切です。
③ 睡眠不足の蓄積が、さまざまな疾病の発症リスクを高めます。しかし、単に睡眠時間が長ければ良いというわけでもないようです。睡眠時間が7時間の人が最も死亡率が低く長寿の様です。
・定期的な健康診断を受ける
① フィリピンにも『人間ドック』はあります。 年一回は検査をしたいですね。 早期発見 早期治療 が大切です。
2023年度 理事会としては 他にも活動計画がありますが、この『身体と心の健康維持』に関しても、各種情報配信、講演会の開催会員同士の情報交換会等を進めて行ければ良いですね。
2023年が皆様にとって、遣り甲斐に満ち溢れた、素晴らしい年になる事を お祈り致します。
※ 追申:お年寄りが屋外、屋内(風呂場)にて転倒し、打ち所が悪く、そのまま 寝たきりになったと言う話は、良く耳にします。我々は 自分では若いつもりでも、周りから見るとお年寄りの範疇に入っているのでしょうね。
実は、私も8月に雨上がりの中、散歩に行き、滑って転倒し右足首を骨折しました。お陰様で現在は、車の運転、短距離の歩行(痛みは残っていますが)は可能となりました。
皆様もくれぐれも、歩行中の転倒には、お気を付け願います。
癌の早期発見 追記:線虫による癌検査
2022年6月23日
標題の件に関して早速、新たな情報を頂きました。
「N-NOSE」(エヌノーズ)は、嗅覚に優れた線虫が、がんの匂いに引き寄せられることを利用した検査です。生物の能力を活用したこの新しい検査は、簡単で痛みがなく、早期がんにも反応することが確かめられています。がんの心配がないうちから定期的に受けておけば万が一、がんが見つかっても、早期治療ができるので、心身の負担・経的な負担が減らせます。この検査で陰性の場合は安心です。陽性になった場合は、この検査では癌の部位が特定出来ませんので、個々の部位の検査が必要になります。
新しい技術ですので、ご利用される場合は、ご自分でも事前に十分にお調べ下さい。
下記をクリック願います。
https://lp.n-nose.com/
PPKとNNKとは ご存知でしたか?
2022年6月22日
いろいろなモノやことがらをアルファベットで縮めていうことが多くなりましたが、「PPK」と「NNK」をご存じでしょうか。「PK」や「PKO」,「PPAP」や「NHK」なら知っているけど・・・・という方がほとんどかもしれません。
「PPK」,「NNK」は、どちらも外国語ではなくて、「PPK」=「ピンピンコロリ」「NNK」=「ネンネンコロリ」のことを言うようです。「ピンピンコロリ」とは「病気にならずにピンピンした生活を亡くなる直前まで送ってコロリ亡くなる」という意味です。 家族や周りの人に迷惑をかけたくないし、自身も苦しみたくないし、できれば「ピンピンコロリ」といきたいものです。
逆に「ネンネンコロリ」は、不幸にして長期間にわたり寝たきりになって亡くなることを指します。
つまり 「平均寿命」と「健康寿命」の差を如何に縮めるかと言う事です。
厚生労働省によると、日本人の「平均寿命」と「健康寿命」について、平均寿命は、男性が79.55歳、女性が86.30歳となっています。一方で健康寿命は、男性が70.42歳、女性が73.62歳とのことで、この2つを比較してみると、男性は9.13年、女性は12.68年も差があることになります。 この間は不健康な状態で過ごすと言う事になります。
「ピンピンコロリ」の人生を送るためといっても、寝たきりになってしまう原因は様々で一概には言えません。だんだんと分かってきたところでは以下のようなことを心掛けるといいとのことです。
健康寿命をのばすための10の方法
https://dm-net.co.jp/calendar/2021/033230.php
他には、歯をたくさん残すことも大事だそうです。歯が20本以上残っている人や、なくても入れ歯が有効に機能している人と、そうでない人とでは、認知症発症リスクが2倍近くになると報告があります。転倒リスクも2.5倍になるというデータもあるそうです。
がんの「超」早期発見の技術
2022年5月14日
やはり、日本人の死亡原因の一位は癌です。2020年の部位別がん死亡数を死因順位別に見ると、トップは男性が肺がん、女性が大腸がんです。 がん罹患数は男女ともに膵臓がんが増加している一方で男女ともに肝臓がんが減少傾向にあります。 また、女性では子宮頸がんが増加傾向にあります。
癌の初期には自覚症状が殆どなく、自覚症状が出て来た頃には可也進行してしまっています。 そこで、癌へ対しては早期発見、早期治療がキーポイントです。日本では各市町村にて安価な集団検診がおこなわれていますが、フィリピンにお住いの日本人は 安価な集団検診を受ける機会が少なく、可也進行してから、緊急で帰国して日本で治療を受けるケースが多い様です。
日本集団検診の内容(例)
検査項目、対象者、費用
検診種目の表
検診種目 | 対象となる人 | 内容 | 費用 |
胃がん検診 | 40歳以上の人 | 問診、胃部X線検査(バリウム使用) | 900円 |
子宮がん検診(頸部) | 20歳以上の女性 | 問診、視診、頸部細胞診 | 600円 |
乳がん検診(視触診+マンモグラフィ併用) | 40歳以上の女性 | 問診、視診、触診、マンモグラフィ (乳房X線検査)(2年に1回) | 2,000円 |
肺がん検診(X線) | 40歳以上の人 | 問診、胸部X線検査 | 200円 |
肺がん検診(X線+喀痰併用) | 40歳以上の人 | 問診、胸部X線検査、喀痰細胞診 (長期間の喫煙習慣や胸部に気になる症状がある人) | 700円 |
大腸がん検診 | 40歳以上の人 | 問診、便潜血検査 | 500円 |
70歳以上の人は検診費用が無料になります。また、市民税非課税世帯に属する人など事前の申請により検診費用が免除になる場合があります。 市民税非課税世帯に属する人の検診費用免除につきましては、ご申請をいただいてから審査が完了して結果通知がお手元に届くまでにお時間がかかります。 必ず事前にご申請の上、結果通知がお手元に届いてから、検診の受診をお申し込みください。
勿論、フィリピンの病院でもがん検診は受けられますが、公費負担は無く、費用も大分掛かります。胃カメラ、大腸内視鏡 両方を行うと6万ペソ程の費用が掛かります。
先日、自宅に近いSt. Cabrini Medical Center のCancer Center を訪れ癌専門の女医さんと面談をして来ました。
癌の早期発見の方法ですが。腫瘍マーカーによる検査は血液検査であり内視鏡による検診よりは可也安価ですが、精度は良くない様です。
同様の血液検査で精度が良く、早期発見できる技術が開発されている様です。何処まで実用化が進んでいるかは不明ですが下記の情報を見つけましたので紹介します。引き続き勉強をしていきます。
miRNAとは https://www.mri.co.jp/
がんの「超」早期発見の技術として注目されているのが「マイクロRNA(miRNA)」です。生物の設計図であるDNAは、RNAを介してタンパク質へと翻訳され、そのタンパク質が細胞の内外で機能することでさまざまな生体現象が誘導されます。
一方で、miRNAは短いRNA断片で、タンパク質に翻訳されることなく機能し生体現象の調節役として多くのタンパク質の発現制御に寄与することがわかっています。近年の研究では、がん細胞は発生初期からがん種ごとに特有のmiRNAを細胞外に放出し、血液に乗って体内を循環すると報告されています。つまり、がん種に特有のmiRNAの有無を調べれば、がんの罹患(りかん)有無を判断できるのです。
miRNAは、後述する「血中循環腫瘍DNA(ctDNA)」よりも早期に細胞外に放出されため、より早い段階でがんの有無を判断できると言われています。